あんな相手に誠心誠意が通用すると思うのが甘い?~派遣社員の働き方

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派遣社員というだけで自分は大損し、派遣先・派遣会社は得をしている


派遣先の人とうまくやっていけない、仕事ができないのは、自分のせいとは限らない


派遣社員として働いている人や、このサイトに書き込みをしてくれる人をみていると、ときどき「勘違いしているなぁ」と思うことがあります。

・自分が誠心誠意やっていれば、それをみている人がいて・いつか気がついてくれ、どこかでうまく回り始める

→派遣社員に対しる人事評価のシステムはありません。昇給も昇進もさせる必要がないからです。

・今ここで急に自分がやめたら、派遣先や人材派遣会社に迷惑がかかる

→確かに歓迎はされないでしょう。ですが、非正規雇用(パート・アルバイト、派遣社員)などは補助的な存在です。本来当てにしすぎてはいけないのです。だからこそ、非正規労働者の側でも、ボーナスなし、安い給料、不安定な身分を受け入れているのです。

「急にやめられたくなかったら、ちゃんと費用を出して正社員を雇っておけ」は人を使う側の常識です。

・職場の人とうまくやっていけないのは、自分が悪い

→「人を必要としている職場に、それに合った人を送り込む」のは人材派遣会社の仕事です。「マッチング」です。

「自分の能力にないような仕事を任される」「いつも時間以内に仕事が終わらない」というのであれば、むしろ人材派遣会社の責任です。「職場の雰囲気が悪い」「周囲の人とうまくやっていけない」というのであれば、解決に向けて人材派遣会社も努力する義務もあります。

本来あるべき人材派遣と、今の人材派遣は違う


今一般的に見られる人材派遣は、「人材派遣」の名前にふさわしいようなものではありません。

本来は、派遣先にすれば、「自分の社内ではすぐに養成できないようなスキルを持った人を、すぐに送り込んでもらう」「そのスキルを持った人は必要だけども、短期間だけでいい。正社員としてずっと雇う必要はない」といった時に利用するものです。

そしてそのスキルを保証し、しっかりと能力が発揮できるようにフォローするのが人材派遣会社の仕事です。場合によっては、送り込む前に自社の手配で職業訓練だってします。

そいうった能力を持っている人が働くのだから、給料も時間あたりに直して比較すれば、正社員よりも高い……それプラス、退職金がない、福利厚生が受けられないという分も、金額にして上乗せする……というのが、本来の人材派遣の姿です。

人材派遣会社はやるべきことをやっていないのに、お金を受け取っている


今、人材派遣会社の大半がやっていることは、単に「派遣先に代わって、人をかき集める」だけです。募集広告につきものの「未経験者可」「職場の先輩が親切にお教えします」だって、おそらくは人材派遣会社が勝手に書くことが多いでしょう。

募集広告には自分のところの名前は出ないので、評判の悪いところでも、気が付かないまま応募する人が出てきます。派遣先にすれば、仕事内容も適当にいっておけば、人材派遣会社があとはなんとかしてくれます。

さらに厚かましい派遣先は、福利厚生まで計算に入れると人件費は3分の1-5分の1でしかない派遣社員に、あれもこれもと要求します。

しかも、人材派遣会社は、かき集めて送り込めば、あとは放置です。それでいて、派遣さんが働き続けている限り、派遣料金を受け取り続けます。派遣さんに給料として手渡されるのは、そのうちの7割だったらまだいいほうです。

「自分に非がある」と考え始める癖はやめよう


・求人広告や就業条件明示書に書いてある仕事内容と、実際の仕事に食い違いはありませんか?

・途中で仕事内容や勤務場所を変えられたりしてませんか?

・もし、このどちらかならば、その仕事内容に見合っただけの時給はもらっていますか?

・契約期間が終了する、あるいは、体調不良などやめるのに十分な理由があるのに、引き伸ばされたりしてませんか?

・後任を見つけるのは、人材派遣会社の仕事そのものなのに、あなたの方に「後任が見つかるまで、やめるのを待ってくれ」などと無理強いしていませんか?

・第一、営業さん(人材派遣会社の担当者)は、あなたの職場環境や、あなたの置かれている立場は把握していますか? たまには派遣先へ、あなたの様子を見に来ていますか?

もし、これらのことで問題があるのならば、悪いのはあなたではありません。怒っていい場面です。

18.派遣社員の働き方
それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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