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辞めたいのは、相手(派遣先・人材派遣会社)のせいか? 自分のせいか?
【「募集内容と違う」ぐらいは当たり前】
人材派遣のトラブルで、最も多いのは、「募集での仕事内容と、実際の仕事が違う」です。
私の時も、「目視による製品検査」でしたが、実際は機械による検査が少し入るものの、実際には「力仕事の出荷作業」でした。
「パソコンを使った事務」のはずが、「便所を含む事務所全体の掃除、弁当の買い出し、そのほか雑用全部」といった実例まであります。
あるいは、「事務補助となっていたのに、会計処理を任された。自分にはそんなスキルはない」と行って悩む人もいます。
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【仕事内容と時給は合っていますか?】
「やりたくないことをやらされる」だけならば、気分の問題で済むかもしれません。ですが、同時にもっと大きな問題を抱えています。
募集広告を見た時に、「この仕事内容だから、こんなに安い時給なんだろうな」「もっと時給が欲しければ、ハードな仕事・人も嫌がる仕事をしなければいけないだろう」といったことを考えたはずです。
つまり、時給に合わない仕事をやらされている可能性も高いのです。
となると、「ウソの求人広告を見、だまされて連れてこられた」という状況です。「黙って、それを受け入れて働く」のはあまりに人がよすぎます。
【辞めるのに、自分を責める必要はない】
それ以外にも、「職場の雰囲気が悪い」などの問題を抱えることも少なくありません。派遣さんは立場が弱いです。それに加えて、周囲の人はあなた以上の人材派遣のシステムについて知りません。下手をするとストレス解消の相手にされてしまいます。
本当ならば、問題発生時にあなたに代わって派遣先と交渉するのは、人材派遣会社の仕事です。ですが、派遣会社の担当者が積極的に動くことはありません。
彼らが考えているのは、「ひとりでも多くの人数を送り込み、できるだけ多くの派遣料金を受け取る」だけです。問題が発生したからといって、その解決に動くのは時間が惜しいです。できるだけ放置して、それに使う手間と時間は、ほかの派遣さんを獲得するのに使います。
中には違う人材派遣会社や営業さん(担当者のこと)もいるかもしれません。
ですが、やるべきことをやっていない人材派遣会社ならば、責任は相手にあります。やめるのに、義理を感じたり、自分を責める必要は一切ありません。
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それでも人材派遣会社を利用するなら
「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る
あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには
非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す
就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す
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