工場派遣の場合、面接でスキルチェックなどのテストはない

  1. TOP
  2. 職場に入るまで
  3. 登録面接はここに注意
  4. スキルチェックはない

事務系の面接と混同して、見当違いの対策を考えないように


求人情報を見るのと同時に、「面接のときの様子を解説したものはないか」と一生懸命ネット上で探しているような人もいるでしょう。

が、工場に労働者として行くのと、事務系の仕事で行くのと、まったく様子が違います。

まずはそれを理解しておきましょう。

【事務系ならば、スキルチェックは是非もの】


あくまで参考程度の、事務系の場合を挙げておきます。当然、登録する会社ごとに違います。が、たいてい共通するのは、「スキルチェック」と「マナーテスト」のようです。

「一般常識テスト」なんて課される例もあるようです。漢字の読み書き、簡単な計算問題などです。「英語があった」という話もあるようです。

が、いずれも「高得点だからいい」というよりも、「最低レベルをクリアしているかどうか」を見る程度のもののようです。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

コメント

匿名希望 さんの投稿…
コメントさせていただきます。
工場でハケンを使う側におりましたが使い方や扱い方の説明は使う側の会社からもありませんでした。
なのでどう扱っていいのかわからなく適当に仕事を繕って与えていただけでした。
当然使えない連中もいました。でも使えというだけでミスも何も最後は社員で後始末・・・
なんのこっちゃわけがわからないがとりあえず人が要るから手があれば頭はいらん的発想の様子。
数撃つゃ当たるでそれなりなのが当たれば使いじゃないと捨てるがはっきりしていました。
最初から社員にしておけばそれなりにこちらも使えるか判断して決められるものをハケンにするから
どこまで教えてやらせばいいやらやりにくかった経験があります。
間接雇用はうっとおしいですね。ハケンは使うが受入会社として知っておかないといけないことを
レクチャーしないまたはできない会社は相当あるんじゃないでしょうかね?これも労働をする人に
対する冒涜のような気もいたします。
PIPPA さんの投稿…
興味をお持ちいただき、ありがとうございます。サイト主のPIPPAです。
短い話の中に、たくさんの問題が見えて、どれを話題にするかちょっと迷うぐらいです。
まず、「受入会社として知っておかないといけないことをレクチャーしない」に関しては、私は違う考えを持っています。
人材派遣のシステムについては、使うと決めた時点で、会社の経営者、さらにはその下の「派遣先責任者」「指揮命令者」(の予定者)は、自分たちで勉強しておくべきだと思います。
現状を見る限り、人材派遣自体について何も知らないのに、「人件費カットができる」「首が切りやすい」の二点だけで導入することが多すぎる気がします。
私が送り込まれた電子部品工場では、「だれ一人として、労働者派遣法さえ目を通していない」と感じました。
「こんなことだから、派遣先も派遣会社にダマされる。インチキな商売を許してしまう」と思うのですが、どうでしょう?
「労働をする人に対する冒涜」の非難は、派遣先の経営者と派遣会社の両方に対してするべきだと思います。
で、「派遣先」内部の問題。
派遣労働者を選ぶのは、決して現場の要請ではないでしょう。目先の人件費カットに目がくらんだ経営者が飛びついているだけです。
現場に混乱をもたらし、職場環境を悪くするのは間違いないでしょう。
で、「受け入れ側はどうするべきか」です。
「指揮命令者」と「派遣先責任者」が置かれているはずです。あくまで制度上&建前上ですが、あなたがここに書かれている不満は、本来はこの二人が負うべきことでしょう。
この人たちは「よくわからない」とか「どうしていいかわからない」とは言っていい立場ではないでしょう。現場でその派遣労働者と一緒に作業する人間から「それならば、派遣労働者など受け入れるな」と突き上げられるべき人たちです(というのも建前上ですが)。
で、この人たちから「派遣を使うのはやめてくれ」と経営者のレベルにまで話を上げるのが、本来あるべき手順でしょう。
経営者にすれば、「職場の混乱」と「人件費のカット」を天秤にかけての経営判断……ということではあるんでしょうけど。
次に「派遣会社」の問題。
マッチングは派遣会社の仕事です。「使えない連中」が来るのは、派遣会社がただの「求人広告代行業」になっていて、本来の仕事をしていないからです。
上の記事に書かせてもらったように、ほとんどノーチェックで派遣労働者は送られてきます。“選別”していないのですから、当たりもはずれも入っているのは、不思議でも何でもないでしょう。
選んでいたら、「寄こせ」といわれている人数が集まりません。
また、派遣会社側にしたら、派遣先に押し込んで、そこに留まらせておいたら、その間ずっと手間をかけずにお金が転がり込んできます。「ちゃんと働けているかどうか」は関係ありません。
「一人でも多く」となるのは無理のないところです。
最後に「派遣労働者」の問題。
現場で一緒に仕事をしている人としては、手間がかかって腹立たしいでしょう。が、視点を変えてみると、送られてきた人間も被害者です。
そこでの仕事が務まらないようならば、派遣会社は、その人を採用してはいけなかったのですから。
使えない人間が来て、単なる仕事上のミスならば、その当人に注意を与える必要もあるでしょう。が、「全く使えない」「能力不足」の文句は、派遣会社に言うべきことです。
その「使えない連中」には精神的なマイナスを植え付けたかもしれません。そのダメージは、社会人経験の少ない若い人であれば、今後の人生の足を引っ張るような気がします。
そういう人たちに対し、「使いものになる人間になれるように、ちゃんと努力しておけ。自分が損するだけだぞ」とアドバイスしても、間違いではないでしょう。
が、その同じ人が、まともな社会状況で世に出ていたならば、ちゃんとした上司や先輩がしごいてくれて、お酒も飲ませてくれて(?)、使いものになるまでの間は、我慢してもらえたかもしれません。
人材派遣は、その名称とは裏腹に、社会全体の“人材”を減らしてしまうシステムであるのは間違いないでしょう。
名無しのモノノフ さんのコメント…
コメントの方に感銘を受けた
まさにその通りで・・・若い人が仕事を恐れるのもこのシステムが強いから
自分も早期にリタイアしていました。
PIPPA さんの投稿…
名無しのモノノフさん、こんばんわ。PIPPAです。
私がいた電子部品工場を一日でバックレた人は、理由を知りたくて訪ねてきた派遣会社の担当者にたった一言、「あの会社、根性の悪い人が多い」とだけ答えたそうです。
「仕事を恐れる」のもあるだろうし、正社員らを見て「こんな奴らみたいになりたくない」「正社員でもこんな会社は嫌だ」と思ったでしょうね。

よく読まれている記事

サイトの趣旨・サイト主profile

就職試験・面接が進んでいる途中で降りてもいい---パート・アルバイトから正社員へのステップ---

二重派遣の実例① 三菱電機プラントエンジニアリング

「契約更新しないといってあったのに」「契約と仕事内容が違う」のを押し切られるのは、なぜ?

職業紹介会社と人材派遣会社の違い---パート・アルバイトから正社員へのステップ---