人材派遣でトラブルがあった時、どこに駆け込むか①

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本当はハローワークだが……十分な対応ができないのが現実


就業条件明示書と実際の仕事の内容が違う、賃金がまともに払われない、職場で安全管理がずさん……人材派遣会社や派遣先の不正や不備は無数にあります。

労基署が毎年、労働者派遣法関連の取り締まり状況の統計を公表しています。チェックを入れた事業所のうちの6割、7割に問題が見つかるのが現状です。

【国のシステム上、苦情の受付先はハローワーク】


問題の当事者になった時に、ねじ込む先はまずは人材派遣会社です。たとえ職場内で完結するような問題であっても、そうです。あなたを雇っているのは、あくまで人材派遣会社なのです。

が、その人材派遣会社が動いてくれない。あるいは、賃金、契約などのように、人材派遣会社が問題の発生源のこともあるでしょう。

その場合に駆け込む先としては、公共職業安定所(ハローワーク)と労基署(労働基準監督署)があります。

「ちゃんと解決を図ってくれた」という例はほとんど聞かないのですが、システムとしてはそうです。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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