労働者派遣法違反・履歴書の事前送付① 「労働者を特定する行為」のひとつ

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送っていいのは履歴書ではなく、個人情報抜きの 略歴書……って、いちいちやってるはずない

労働者派遣事業においては、そのスタッフの採用と派遣は、人材派遣会社の側ですべて完了します。

派遣先の事業所は、送られてきた人を必ず受け入れなければなりません。持っている権限はその人に作業上の指示を与えることだけです。

【事前面接の禁止は有名無実化している】


派遣先は「こういった能力の人を送ってくれ」というリクエストはできます。

が、自分のところで、もう一度面接をして、合否を出すことは禁じられています。いわゆる「事前面接」です。

が、「実際には行われている」というのは、多少なりとも興味を持っている人の間での常識でしょう。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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