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「職業を考える」といっても、現実には「どんなサラリーマンになるか」
【職業といっても、業種から入るのが現実的】
いきなりは、「職業」を持ってきて考えると難しくなるでしょう。
まずは、「業種」や「企業」で興味の持てそうなもの、いくらかでもイメージのわきそうなものをピックアップします。その中で、「どんな部署があって、どんな職種があって、どんな働き方をしている」を見ていけばいいでしょう。
ホームページのしっかりした企業ならば、各部署の社員と、その仕事内容の紹介もしているはずです。
これで、興味の持てそうな仕事内容がみつかれば、こんどは「同じことができそうな会社はどこか」でみていけばいいでしょう。
大企業ばかりではなく、中小企業も見ましょう。フリーター、アルバイターなどから正社員になるのならば、現実に門戸が開かれているのは、中小企業の方です。
「自分がこの職業(職種)に就いたら……」「この仕事のいいところはどこか、大変なところはどこか」といったことは最大限想像しましょう。
こういったことを繰り返しているうちに、自分のやりたい職業へのイメージもふくらんでくるはずです。
それがない人は「正社員にさえなれたらいい。お給料さえしっかりもらえればどこでもいい」ということになってしまいます。これでは、履歴書の志望欄なども書けませんし、面接での質疑に耐えることはできません。
間違って入社できても、仕事がおもしくないでしょう。「面白いかどうかなんぞ、ぜいたくだ」というのであれば、「社畜への道まっしぐら」と言い換えておきます。
ただ、一生懸命考えた末ならば、結論が「こういった会社であれば、別に自分の希望の職種でなくてもいい。入社して働きたい」であっても、おかしくはありません。
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【職業・職種といっても、今からならばサラリーマンが現実の道】
こんな手順を紹介するのは、このコーナーでは、フリーター、アルバイター・パート、派遣社員から正社員になるための手順を考えているためです。
中学生あたりに、「自分の将来を考えましょう」という話をしているのではありません。
世の中にいくら魅力的な職業があろうと、ちょっと変わったものはそれなりの準備が必要です。はっきりと資格が必要なものもあれば、特定の学部を卒業していないと相手にしてもらえないものもあります。
あるいは職人的な仕事をやろうと思うのならば、一人前になるのにこれから何年もの修行を覚悟する必要があります。
そういった道を目指すことができるような人は、今さらこんなサイトを見ていないでしょう。
現実には、会社勤めをするか、商店に勤めるか、といった制約の中で考えることになります。つまり、「職業を考える」といっても、広い意味でのサラリーマンの範囲から出ることはありません。
「どんな職業があるか調べる」といっても、事実上は「どんな業種の企業があるかを調べる」といった比重のほうが大きくなるはずです。「製造業の中の○○業」「サービス業の中にはこんなものもある」といった感じです。
【企業にもよるが、入社後の配属で職種が変わることもある】
「職業」については、
(1)事務職=営業、販売、経理など
(2)現場職=工場のラインなど
といったところで、ざっくりとした区別をつけるぐらいが、現実的なところでしょう。
なにか特別なこだわりがあるのならば、あとは、
(3)専門職、技術職、研究職など
も、考えることも可能です。ですが、この人数はかなり少ないはずです。これらも多くの場合、資格や特定の学歴が必要になるものです。
それに忘れてはいけないのが、第二新卒などで、新卒とほぼ同じに扱われるのならば、企業側が「採用した後で配属を考える」ということも多いです。
つまり、企業側でその人の適性を見て、あるいは、単にその時の企業側の勝手な事情で、自分の方でなりたいと持っていた職種(職業)など軽く無視されます。「研究職を希望していたのに、営業に回される」といったように、全く違う部署になることも企業によってはあります。
町工場、個人商店のレベルになると、一人何役もこなすことになり、こういった区別さえなくなるかもしれません。
さらには、「何年もたってから別の部署(別の職種)に配転」もありえます。
入社前に考えていたのと違う職種になった場合、「拒否する」「受け入れる」は、「サラリーマンとしてどう生きるか」の話になってしまいます。また別の大テーマですので、このコーナーでは触れません。
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