人材派遣会社の空求人(釣り広告)の実例
- TOP
- 職場に入るまで
- 求人広告のチェックの仕方
- “空求人(釣り広告)”にご注意
- 空求人の実例
応募者は「採否保留」で待たせて、時間稼ぎ。その間に派遣先探し
実際には求人がないのに、単に人を集めるなどの目的で出されているのが、「空求人(釣り広告)」です。これはびっくりするぐらいの人材派遣会社の身勝手な都合でできています。
多くの場合、応募者は無駄に足を運ばされます。
ずいぶん前から問題になっていたにも関わらず、業者への取り締まりは、長い間、まったくありませんでした。
「初の取り締まり」とされるのは、岡山県美作市に本社のある「ショウワコーポレーション」が対象になったものです。ようやく2014年の3月になってのことです。
【分かっただけでも一年余りで300件の釣り広告】
大阪労働局の発表によると、空求人(釣り広告)関係だけでも……
①平成25年1月1日から26年2月27日の間に求人誌延べ17誌を使い、大阪支店など6支店が、実際には労働者派遣契約を締結していないにもかかわらず、「締結している」などと偽り、291件のウソの広告を出し、労働者の募集をした。
②同じ期間に岡山支店が、求人誌延べ6誌で、派遣先からの求人がないにも関わらず、31件の偽の広告を出した。同様のことが、大阪支店で1件、広島支店でも2件あった。
……となっています。また、同社はこれら以外にも、「所定の期間を超えた労働者派遣をしていた」とされます。
それでも人材派遣会社を利用するなら 「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく 非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには 非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す 就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す |
コメント