変な辞め方をしたらブラックリストに載る or 裁判……って、そんなの都市伝説じゃん①

  1. TOP
  2. 労働者側がどんどん不利になるわけ
  3. 人材派遣と国・産業界
  4. ブラックリストに載るは都市伝説①

世間知らずのハケン元が、世間知らずのハケンさんをビビらす道具にする「訴えてやる」


契約途中でやめたいという人が何を気にするか……

①ハケン元から、契約違反で訴えられる。損害賠償を請求される。

②「要注意人物」としてブラックリスト入り。これ以降、どこのハケン元からも受け入れてもらえなくなる

……といったところでしょう。

【裁判を起こしたら、ハケン元には弁護士費用だけでも最低50万円の負担】


まず、「裁判」「訴える」という人が、訴えることはありません。軽々しく口にする人ほど、裁判を知りません。

そういう人自身も「えたいのしれない、なんだか恐ろしいこと」と思っているので、「相手もきっとビビるだろう」と思って口にするのです。

ちなみに裁判を起こすには、弁護士費用として、最初に払う着手料10万円、裁判に勝った時に受け取る成功報酬20万円が一般的な最低ラインです。

これ以外に、何か作業をしてもらうと、時給で1万円かかります。

まあ、なんやかんやで、50万円はかかるでしょう。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

コメント

よく読まれている記事

パート・アルバイトはしょせん「手伝い」。雇う側も働く側も忘れていないか?

派遣契約を勝手に更新される。あなたの期間終了はだれにとって痛手か

人材派遣の求人の仕事内容にウソが多い理由

人材派遣会社に暴力団はかかわっているか?

3直2交代・4勤2休の具体的な勤務スケジュール表と、そのメリット・デメリット