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「アルバイトが責任を取る」って、そりゃありえない話
「アルバイトと正社員では、責任が違う」とはよくいいます。
が、ある程度の組織立ったところの正社員としての経験がないと、分かりにくいでしょう。
自分が正社員で、アルバイトを使っていた時のことで考えてみます。
【責任を問うような仕事は正社員がやる】
新人のころに先輩に仕込まれたのも、「アルバイトには責任を取らせることができない」「アルバイトには責任のある仕事はさせない」でした。
また、「責任を取らせるような仕事には、正社員を置くべき。そうなっていないのならば、会社が間違っている」とも教えられました。
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【バイトは社内の人事ライン上、存在しないと同等】
「責任が違う」というよりも、「アルバイトに対しては、責任がまったく問えない」というべきでしょう。
「上司」|「バイト担当の社員」|「アルバイト」という関係で考えてみます。
もし、アルバイトがミスをしても、それは社内的には全部「そのアルバイトを監督していた人間(バイト担当者)のミス」ということになります。
どう違うかといえば、そのアルバイトを問い詰めたり、叱責するのはバイト担当者だけです。
また、アルバイトが謝罪するべき相手は、バイト担当者だけです。バイト担当者の上司に謝罪する必要はありません。
上司がアルバイトに直接注意を与えたり、叱責するもこともありません。相手とするのはバイト担当者だけです。
【直接のバイト担当者以外、名前も顔も知らなくても可】
つまり、上司から見ると、アルバイトの存在はなく、全部バイト担当者の一部として考えるようになっています。
アルバイトががんばってくれても、同様です。
つまりアルバイトが失敗しようが、うまくやろうが、「バイト担当者の監督が悪かった」とか、「バイト担当者がうまくアルバイトを使った」という話になるのです。
違う言い方をすると、「上司にすると、アルバイトは評価する対象ではない」ということになります。アルバイトの名前も顔も知らなくても、まったく問題はありません。
【中小企業ではおそらく徹底されていない】
これが、「上司」|「先輩社員A」|「後輩社員B」ということであれば、当然、後輩社員Bの仕事ぶりまで、上司が目を行き届かせる対象になります。
もちろん、以上は「組織としての図式」の話です。現実には、上司だって、アルバイトのことを気に留めていたりはします。
また、これが中小企業、特に個人商店に近いようなところであれば、各人の距離が近い分、おそらくはグチャグチャになっているでしょう。バイト担当者がいるにも関わらす、社長が口を出すようなことだってあるかもしれません。
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