人材派遣の用語① 指揮命令者・派遣先責任者

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指揮命令者も派遣先責任者も、ちゃんとその職責を果たしていることは少ない


「ちゃんと自分の権利を守るため、関連する法律はすべて理解しておきましょう」というのは建前です。

短期・中期の労働に行こうという人が、わざわざ人材派遣のシステムをきっちりと理解しようとは思わないでしょう。少なくとも私がそうでした。

かける手間に対して、リターンが低すぎます。。

が、実際に問題が発生すれば、そうはいっておれないでしょう。これも自分の身で経験しました。

【指揮命令者として記載されているのは一人でも、現実にはそうとは限らない】


まず、「指揮命令者」です。これは実際にあなたに作業上の指示をする人です。就業条件明示書にも肩書と名前が記されているでしょう。

が、現実にはこの人だけが、あなたに指揮命令するような仕事環境は少ないでしょう。

私の時は、次長(指揮命令者)- 係長 - リーダー - 班長 - 私、となっていて、実際の指示の大半は班長から出ていました。

現実とはずれていても、現場の人が指揮命令者になっているのはマシな方のようです。

工場など訪れたこともない人事部長や総務部長になっていることも珍しくないようです。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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