契約期間途中で解雇を言い渡されたらどうするか②

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解雇を言い渡された場合、自分から辞めたようにすり替えられないように注意


2008年末から始まった「派遣切り」では、契約期間中に不当に解雇されるケースが相次ぎました。

派遣元による不当な解雇なのに、それに応じてしまったり、受け取る権利のあるお金を受け取れないままの人も続出しています。

今でも派遣切りはあります。相手はこちらの無知を突いて、解雇を言い渡してくる可能性があります。チェックすべきポイントを挙げておきます。

【あなたを解雇するのは派遣先ではない】


まず、間違いがないようにしておかなければならないのは、派遣の場合、あなたを雇っているのは、人材派遣会社です。派遣先が解雇するとか、しないとかを決めることはできません。

いくらあなたが、「仕事の上で大失敗をやらかした」「仕事場の責任者と大げんかした」といっても同じです。

どうしてもあなたを排除したいのならば、派遣先は人材派遣会社との「派遣契約」を解除することになります。

この場合でも、人材派遣会社とあなたの間での「労働契約」は維持されたままです。これを解除しない限り、人材派遣会社はその後もあなたに給料を払い続けなければなりません。

この「解除」がつまり、「解雇」ということになります。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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