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- 私の場合②私もむこうもアバウト
こっちも迂闊(うかつ)。任せっきりが危ないのを、やってみて初めて知る
慣れた人には常識なのかもしれません。が、ネット上に出ている人材派遣会社の求人情報には、多少は知って置くべきことが、いくつかはあるようです。
【年齢、性別】
「女性がたくさん働いています」「若い仲間が楽しくやっています」
こういったフレーズはよく見るでしょう。場合によっては、その「女性」や「仲間」の写真が出ています。
これは事実上、「女性限定」「中高年お断り」の意味です。
よほど応募者がいなければ、この条件に当てはまっていなくても、採用されるかもしれません。が、少なくとも相手の当初の想定が出ているはずです。
今は法律上、求人対象を、性や年齢で限定できなくなりました。なので、「におわす」という形になっています。
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【給料】
お金のことで二つ、あとから「ちょっとおかしいのでは」と思うことがありました。
まず、「時給は1,000円。ただし、一か月未満でやめた場合は、700円」です。この話は、ネットの求人にも、面接にも出てこなくて、契約書のハンを押す時に初めて知りました。
あと、「夜勤手当」がないこと。これはなぜか、派遣元でなく、派遣先の会社から説明がありました。
「計算が複雑になるので、同じにしてある」との話でした。が、これは立派に労基法違反です。
その説明を受けたのは、もう実際に働き出す手順の話の中だったので、ひっくり返してまた求人情報チェックから始めるのが面倒になっていました。うるさくいうのをやめました。
【労基法も派遣法も分かっていない会社(派遣先)もある】
そこまで気がつかなかった私もアバウトとは思います。が、多少は「初めてのことで気が回らなかった」と苦しいながらいい訳もできます。
が、それを許していた人材派遣会社がよくわかりません。
が、アバウトはこれが序の口でした。
労基法の基本中の基本となることさえ、この始末です。その会社(派遣先)では、「派遣法にかかわることも、だれも分かっていない」ということがその後、判明します。
つまり、ダイレクトに私自身にかかわることです。
【今にして思うと……】
おそらくは「最初の一か月は」というのは、その人材派遣会社独自のものでしょう。本当に一か月持たない人が多いのは、その後知ります。
また、「夜勤手当てがない」、あるいは「夜勤手当があるような計算方法にしていない」とまで極端な会社は、ほかにはないかもしれません。
が、万が一あったら、恐ろしくいい加減な会社です。その後のトラブルを考えたら、「あそこでチェックできたはずだったんだな」と思います。
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それでも人材派遣会社を利用するなら
「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る
あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
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非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す
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