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- パート・バイト、派遣社員のままいると何が問題か
- 意識しておきたい第二新卒・20代
- 正社員就職の場合の職業紹介会社の使い方
就職は、あなたにとっては「一生の問題」、担当者には「仕事上の成績一件」
【長期戦を考えて、複数のところに登録する】
職業紹介会社には、人材が欲しい企業側から特定の人に誘いをかける「ヘッドハンティング型」もありますが、パート・アルバイトの人には無縁です。
パート・アルバイト、派遣社員、ニートから脱却するための正社員就職で使う場合の職業紹介会社は、「登録型」を扱っているところです。
「登録」してすぐに、応募したくなる案件がある場合もあります。ですが、しばらく待つことも考えましょう。
なによりも、今の状況では、1件2件の応募で採用されることはまれです。件数もたくさん必要ですし、長期戦で考える必要があります。
登録する先は、ひとつの職業紹介会社に限る必要はありません。また、そうはしないほうがいいです。
3、4業者をメドにしましょう。就職活動にどれけの時間が使えるかにもよりますが、それより多いとわずらわしさのほうが上回るかもしれません。
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【ダメな担当者は変えてもらう】
ネット上のホームページなどで登録すれば担当者が連絡を取ってくるでしょう。ちゃんと相手をチェックしましょう。
「自分の側が就職にどんな条件を考えているか、ちゃんと聞き取ってくれる」「アドバイスが的確」「就職先になるような業界について詳しい」……そういったことをみます。
最初は判断できずに、実際に紹介を受け、面接を受けたあとなどに、ようやく判断できるかもしれません。
どの段階であっても、「頼りない」「強引に話を進めようとする」と気がついたならば、放置してはいけません。
本当は、「その業者は捨ておいて、ほかをメーンで使うようにしましょう」といいたいところです。ですが、既卒・正社員経験なしの人を対象にしている職業紹介会社は多くはありません。また、担当者個人の能力やスタンスの違いも多いきいです。
まずは、その上司に担当者を変えるように申し入れてみます。「担当者を交代させるのを断られた」「次の担当者も気に入らない」となってから、よその職業紹介k会社に乗り換えても遅くはありません。
【「担当者にお世話になったから」といって、そのまま就職する必要はない。断ってもいい】
ひとつ、しっかりと頭に入れておきたいことは、「面接が次のステップに進むなど、採用試験の途中でも、自分の方から断ってもいい」です。
求人に応募するのには、確かに「雇ってくださいとお願いする」という面はあります。「なのに、こっちから断るのは筋違い」といった気分にもなるかもしれません。
ですが、仕事内容や雇用条件が少々詳しく書いてあっても、相手のことはわからないまま始めます。実際に応募先の会社に足を運んだり、面接とはいえ社員と話をすることで、イメージが膨らみ、情報も増えます。
その結果、「ここはどうも違う」となることがあっても、決しておかしくありません。
また、求人を出した側からすれば、せっかく足を運んでくれた応募者に、「いい会社だな」「この人たちと働きたい」と思わせるのに失敗したわけです。あなただけが一方的に責任を感じる必要はありません。
ここまでは、求人広告などを見て自分で応募した場合も同じです。職業紹介会社を使っている場合、もうひとつ問題があります。担当者です。
せっかくうまくいきそうだった採用試験を自分の方から断ると、この担当者が「ウン」と言わない可能性も高いです。すかしたり、ほとんど脅すようにして、そのまま就職を勧めることも珍しくありません。
自分の仕事上の成績に関わります。その分、必死になってしまうのです。
ですが、あなたのほうがもっと深刻なはずです。正社員への就職には、これからの10年20年それ以上の人生がかかっています。実際にはそうならなくても、正社員はそういう前提です。
ゴネられてもスッパリと断ち切りましょう。担当者を変えてもらったり、ほかの職業紹介会社をメーンにします。
もし、そうでないのならば、より具体化した自分の側の希望を担当者に伝え、再び二人三脚を組めばいいのです。
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