「不当な解雇」と「正当な解雇」

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法律上は正社員も派遣労働者も解雇される条件に違いはない


「派遣切り」や「雇い止め」のような不当な解雇には抵抗しなければなりません。少なくともいただけるお金はいただいていく必要があります。

が、中には、派遣労働者側に原因があって、「不要」のらく印を押されることもあるでしょう。

【「社会通念上相当」ならば解雇もあり。でも、「社会通念」って??】


労働契約法第16条には……「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合」は解雇できないとなっています。

裏返せば、「客観的に合理的理由」があって、「社会通念上相当」ならば、解雇してもいい……ということになります。

かなり、あいまいな表現です。

実際にクビになりそうな人は、「遅刻、欠勤を繰り返した」「仕事で指示されたことがこなせない。ミスが多い」「職場の人と折り合いが悪い」といったことで、辞めさせられるかどうかを悩んでいるでしょう。

どの程度でNGになるかは、これら「客観的に……」では全くわからないでしょう。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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