労働者派遣が禁止されている業種とその理由・建設(違反の実例)

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福島第一原発事故の収束作業でも、禁止業種の配管工事を派遣社員にやらせる


違反業種である「建設」への派遣が、求人段階から、「建設現場」とか、「配管工事」などといって、募集されていることはありません。

「行ってみたら、建設現場だった」とか「仕事の中には、配管工事もあった」といったことは十分に考えられるでしょう。

【福島第一原発の収束作業は、労働者派遣法違反のオンパレード】


この典型的な実例が、福島第一原発の収束作業に送られていた人たちでしょう。

同様の人がおそらくは百人単位でいるでしょう。その中から2012年7月、長崎労働局などに、「多重派遣」「約束された賃金が支払われていない」と訴え出た長崎県の40代の男性を例に採り上げてみます。

この件には、さらには「偽装請負」などいくつもの労働者派遣法違反があります。が、ここでは「業種」の違反だけに注目します。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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