人材派遣化で年550万円のコストカット?

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正社員を派遣労働者に切り替えたら、企業はいくらのコストカットになるか


事業者(企業)が人材派遣の導入に熱心なのはいくつも理由があります。

そのうちのひとつが、「人件費が安くて済む」ことです。が、この言葉だけではぴんとは来ないでしょう。

で、「いったいくら人件費のコスト減になっているのか」をアバウトながら、モデル計算してみます。

出てくる数値は、「私がこれまで調べた中で、よく見かけるものを採り上げた」という程度の根拠であることはご承知ください。

【正社員は、年間の給料500万円でも、実際のコストはその倍ぐらいはかかる】


仮にある企業の正社員が年収500万円だったとします。当然これは、月給とボーナスで直接正社員に支払われた分です。が、それ以外にも、福利厚生を図る必要もあれば、退職金のための積み立て分も必要でしょう。

また、その人の給料計算をし、人事管理するための人員も必要になるでしょう。つまり組織が大きくなって、その分のコストもかかります。

よく聞くのは「会社側から見ると、“人件費”としては給料の2倍かかる」です。中には「3倍」とするものもあります。ここでは「2倍」の方をっ採って、「正社員一人に1,000万円かかる」としておきます。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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