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人材派遣業界にありがちな“空求人(釣り広告)”にご注意

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TOP 職場に入るまで 求人広告のチェックの仕方 空求人にご注意 やたら好条件の求人。実は人寄せのためのニセ物 人材派遣会社に限らず、ハローワークなどよその求人でもよく聞くのが「空求人」です。「釣り広告」「釣り求人」と呼ばれることもあります。 実際には募集がないのに、時給や勤務時間など好条件のものを出し、応募者を不正に引き付けるものをいいます。 【応募者が馬鹿を見させられる「空求人」】 特に人材派遣会社で多いのは、「登録」という制度になっているからでしょう。 業者側にすれば、リストアップする人間が多いほど、急に人手が必要になった時に声をかけるのが楽になります。一種の「顧客名簿」か「待機リスト」みたいなものです。 中には、「社名を常に人目に触れるようにしておく」ということを目的にしているところもあるようです。一種の広告です。 こういった案件に応募した場合は、「あれはもう決まってしまいましたが、こういうのならばあります」と別件を出してくるでしょう。 あるいは、こちらの都合にはお構いなく、日をおいて急に電話でもかけてくるでしょう。 続きを読む 折りたたむ 【応募したって無駄なものはほかにも多い】 さらには、違うパターンもいろいろ混じっているようです。 ①ホームページの管理がルーズで、古いものがそのまま残っている。 ②取扱件数が少ないと、しょぼく見えるので、すでに決まったものでも、“枯れ木も山のにぎわい”で残してある。 ③いわゆる“競合”でいつも負けて、そのつもりはなくても、人を送り込めない(競合とは、同じ案件を業者同士で取り合うこと)。 【ぱっと見には、“空求人”かどうか分からない】 どれにしても、応募者は無駄足を運ばされることになります。金品を盗られるわけではありませんが、一種の詐欺と考えていいでしょう。 ただ、空求人と、そうでないものを見分けるのはほとんど無理でしょう。 実際に登録してみて、「よくもない条件の別件をすすめられる」とか、「長々と待機させられる」といったことになって初めて気が付くでしょう。 【史上初の取り締まりは2014年になってから】 実はこの空求人、どのくらいあるか実態はわかりません。そのような統計は出されていません。 「初めての取り締まり」といわれるのは、岡山に本社が...

人材派遣会社の空求人(釣り広告)はこうやってできている

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TOP 職場に入るまで 求人広告のチェックの仕方 “空求人(釣り広告)”にご注意 空求人はこうやってできている 空求人(釣り広告)の具体的な手口 以下は記事『 人材派遣業界にありがちな“空求人(釣り広告)”にご注意 』にお寄せいただいたコメントと、それに対する私の返答です。 「ポッピ」さんには「なぜ、どのように、空求人(釣り広告)が存在するか」についてとても具体的にご教示いただきました。 「少しでも多くの人の目に触れるように」と思い、一項目立てて、ここに場所を移しました。 【Posted by ボッピ at 2014年07月16日 11:22】 ハロワ、派遣ともに数えきれないほど空求人にひっかかりました。で、ついさっきも「他の会社にとられちゃいました♪」のおきまりのフレーズで電話がありました。ただでさえ困窮しているのに、交通費、時間、労力すべてムダな空求人は大問題だと思うのですが。毎度「これも空かな‥」とぼんやり考えながら電車に乗っている自分がいます。 以前親しくなった別々の派遣会社社員二名から空求人の実態をきいたことがあります。それをまとめると、 1.ネット(○クナビなど)の枠は一年契約で買い取るが、のせるための肝心の求人自体が手元にないと、サイト側にお金払っている分もったいないので過去の求人や、他社求人などに多少手を加えてのせる。 2.嘘の求人だろうが、派遣会社的には登録者数を増やせる(見栄えがよい)、手持ちのコマが増える、その登録者のプロフィールを営業に使える。 だいたいこんな感じだったと思います。これだと派遣会社は別に何も損することはないし、コーディネーターのヒマつぶしにもなるしで、多少でも良心を持ち合わせている人が担当ならそれがチョピッとかすれる程度なのでしょう。 ハロワの方はもういかなくなりましたが、ハロワの空求人の問題は意外に解決しやすいと思うのは、求人票を記載するのに有料にすればかなり効果があると推測されるからです。タダだからハロワ側からも企業側からもあらゆる思惑(長くなるのでここでは割愛しますが)に利用されてしまうのです。一つの求人につき3週掲載で1万円ほど徴収すれば、それでも民間の媒体よりも安い(ですよね?)し、徴収したお金は生活保護や失業手当を充実させるのに回せるし、もちろん空求人もグンと減らせるでし...

人材派遣会社の空求人(釣り広告)の実例

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TOP 職場に入るまで 求人広告のチェックの仕方 “空求人(釣り広告)”にご注意 空求人の実例 応募者は「採否保留」で待たせて、時間稼ぎ。その間に派遣先探し 実際には求人がないのに、単に人を集めるなどの目的で出されているのが、「空求人(釣り広告)」です。これはびっくりするぐらいの人材派遣会社の身勝手な都合でできています。 多くの場合、応募者は無駄に足を運ばされます。 ずいぶん前から問題になっていたにも関わらず、業者への取り締まりは、長い間、まったくありませんでした。 「初の取り締まり」とされるのは、岡山県美作市に本社のある「ショウワコーポレーション」が対象になったものです。ようやく2014年の3月になってのことです。 【分かっただけでも一年余りで300件の釣り広告】 大阪労働局の発表によると、空求人(釣り広告)関係だけでも…… ①平成25年1月1日から26年2月27日の間に求人誌延べ17誌を使い、大阪支店など6支店が、実際には労働者派遣契約を締結していないにもかかわらず、「締結している」などと偽り、291件のウソの広告を出し、労働者の募集をした。 ②同じ期間に岡山支店が、求人誌延べ6誌で、派遣先からの求人がないにも関わらず、31件の偽の広告を出した。同様のことが、大阪支店で1件、広島支店でも2件あった。 ……となっています。また、同社はこれら以外にも、「所定の期間を超えた労働者派遣をしていた」とされます。 続きを読む 折りたたむ 【ハローワークも垂れ流し。でっち上げの求人内容を取り扱う】 新聞報道などで内容を補足すると…… 「291件の内訳は47社分。範囲は岡山、大阪、兵庫、広島。中には実在しない会社もあった」 「①の291件のうちの108件に関しては、偽造した派遣先との契約書をハローワークに提出するなどして、偽の求人情報を出していた」 ……とのこと。つまり、「求人誌だけではなく、このありもしない求人募集をハローワークでも取り扱っていた」ということになります。 再び、大阪労働局の発表資料に戻ると、このハローワークに出していた求人内容も、当然のことながら、「勤務地」「業務内容」「休日」などは、ショウワコーポレーションがでっち上げたものでした。 【派遣先などありはしない。待たせた挙句が、「能力不...

工場勤務の派遣につきものの二交代制

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TOP 私の人材派遣体験 ここがお粗末、製造工場 工場派遣の二交代制 二交代制は、経営効率を追求し、従業員を犠牲にしてできた 工場勤務には、二交代制はつきものです。派遣社員も当然、これに組み込まれるでしょう。 今までに経験のある人ならば、説明は要らないでしょう。が、初めての人ならば、要チェック項目のひとつです。きついです。甘く考えてはいけません。 【念のために「二交代制とは」】 ・工場は夜中に止めてしまうと、「もったいない」 今まで製造工場とはかかわりなく生きてきた人にはおそらく、ここから説明を始める必要があるでしょう。 ニ交代制とは、工場を24時間稼働させるために採られる勤務システムです。 「なぜ、そんなことをするか」といえば、せっかく工場を建て、機械を入れても、昼間だけ働いているようでは、夕方から次の朝まで、工場と機械は遊ばせておくことになります。 経営者側からすると、これが「もったいない」のです。 続きを読む 折りたたむ ・「夜勤」でも仮眠時間はない ですから、休みなく工場を動かすために、「9時から21時まで」と「21時から翌朝9時まで」といった2つのチームに分けて、24時間をカバーするのです。 昼間のチームを「日勤」、夜間のチームを「夜勤」と呼びます。工場の場合、夜勤でも「仮眠時間」はないでしょう。せいぜいが、食事時間に1時間程度当てるぐらいでしょう。 ・昔は三交代制が主流だった かつては24時間を三つに分ける「三交代制」が主流でした。 が、こうなると3つのチームを組む必要があります。当然、従業員もその分、必要な人数が多くなります。 なので、これも経営者側に都合がいいように、どんどん二交代制に移行しました。 【二交代制ならば、同時に「四勤二休」になる】 ・基本の単位は6日 日勤だったら、日勤ばかり。夜勤だったら、夜勤ばかり……なんて勤務シフトも不可能ではありません。 たとえば、業界は違いますが、入院設備のある病院の場合も24時間体制になっています。それらの病院の中には、「夜勤専門の看護師」がいる場合もあります。 が、工場の場合はたいていは「四勤二休」で日勤・夜勤が交代するようになっています。 4日連続して出勤して2日休みです。つまり6日が単位です。「四勤」の間は、日勤だったら、日...

派遣社員としての働き方①

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TOP 経験からのアドバイス 派遣社員の働き方 働き方① 無理をしすぎていても、だれも止めてくれない。気づいてくれない 派遣社員として、職場ではどのように働けばいいのでしょうか。違う言い方をすれば、どの程度がんばればいいのでしょうか。 先に申し上げたように、派遣先も派遣元もあなたのがんばりを評価をするシステムは持っていません。 しかも正社員と違って、周囲には、あなたを採用したことの責任を持つ人間も、あなたを労働力として育てたことで責任を持つ人間もいません。孤立無援です。 【「がんばりすぎ」で、へとへとになっている人も多い】 この問題を考えるには、「こういった働き方は失敗」というのを挙げてみましょう。 「がんばりすぎる」です。 何度も申し上げるように、派遣社員に対する評価システムはありません。おそらくは、「あなたがこなすべき作業量や仕事内容の質」もちゃんと考えられたものではありません。 しかも、あなたは部外者なので、興味を持ってしっかり見ていてくれる人などいません。なので「なにはともあれ、まず始めてみる。それで様子を見て、あとから考えてもらう」ということも期待できません。 続きを読む 折りたたむ 【現状でもこなせない作業量を、二倍にさせられかける】 私の時の例でいうと、担当していた製品の検査作業が、すでには破たんしていました。その作業班の責任者の指示で、工程飛ばしをしていました。やってもいない検査をしたことにして、書類にハンコを押し、出荷していたのです。 にもかかわらず、派遣先の指揮命令者は、「今一人で一台動かしている検査機を、二台同時に動かせないか」といってきたぐらいです。 無理にでも数値化していうと、「今実際にできる作業量」が「0.7」。「現場の正社員らで、次長(指揮命令者)をダマして、やっていることにしている作業量」が「1.0」といったところです。それを、丸まま倍ではないにしろ、「1.7」とか「1.8」をこなせ、といってきた感じです。 つまり、現実の作業量「0.7」。指揮命令者の期待する作業量「1.8」です。 面と向かっていえるわけではありませんが、「アホか」です。 【「そこまでやらなくていいよ」なんて、だれもいってくれないぞ】 この「1.8」ぐらいのプレッシャーにさらされている派遣社員は多...

職場を見にこない!? 派遣会社の担当者

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TOP 経験からのアドバイス 派遣社員の働き方 職場を見にこない担当者 がんばりすぎると、自分が損するだけ? 先に「人材派遣では、仕事ぶりを評価するシステム自体がない」という話をしました。 「派遣社員には、昇給、昇進、ボーナスがないので評価する必要がない」からです。そもそも派遣先にとっては、「自分のところの人間」でさえありません。 では、「自分のところの人間」として送り込んだ人材派遣会社(派遣元)はどうしているのでしょうか。 【5か月いて、職場で派遣会社の担当を見かけたのは一度だけ】 最初のあいさつ(という名の「事前面接」)などを除き、私が派遣元の担当者を派遣先の工場内で見たのは一度だけです。5か月いたのに、です。 しかも、「私に会いに来た」というのではなく、たまたま通りがかっただけ。距離があったので、互いに頭をちょこんと下げて、声も出さずにあいさつしただけです。 初めて派遣労働をした私にはこれは全く意外でした。 本来は人材派遣会社が責任を持って送り込んだ人間のはずです。無関心でいられるはずがありません。「ちゃんと勤まっているかどうか、しばしばチェックに来るだろう」というのが事前の予想でした。 続きを読む 折りたたむ 【人材派遣会社はあなたの働きぶりには興味がない】 が、これはどうやら例外ではないようです。というよりも、「様子を見に来た」なんて話は聞いたことがありません。「担当者の顔を見るのは、給料を受け取りに行くだけ」なんて人も多いようです。振り込みにしておくと、それさえありません。 このあたりや、私の時の担当者の話から考えて、派遣先と人材派遣会社で、すでに送り込んだ派遣社員について、連絡を取り合うこともなさそうです。 【派遣料金は、仕事のできる人でもできない人でも同じ金額】 ここまで無関心になれる大きな理由は、「送り込んだ人間が仕事ができようができまいが、派遣料金は同じ」だからでしょう。「派遣料金」とは派遣先が人材派遣会社に支払う代金です。あなたがもらう時給の1.5倍程度が一般的です。 つまり、派遣先が1,500円払ったら、500円を人材派遣会社で抜き取り、あなたには1,000円が来ることになります。 この「1,500円」が、あなたがどんな働きぶりでも、当初に契約したままです。途中で変更されるこ...

職場で役に立っていなくても、派遣会社はやめさせない

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TOP 職場に入ってから 契約期間中の辞め方 派遣契約を勝手に更新される 役に立っていなくても、やめさせない 働きぶりを評価するようには、なっていない人材派遣 正社員と派遣社員の違い……たくさんあるでしょう。 その中でわりと見落とされているのが、「正社員には勤務評定があるが、派遣社員にはない」ということです。派遣社員は仕事ができようができまいが、その人個人としての、まともな記録が残らない……ということです。 【派遣社員の仕事ぶりへの批判が多いのも事実】 「今度うちに来た派遣さん、全く使えない」……こんな声はたくさん聞きます。 正社員の側も相当にフラストレーションがたまっているようなネット上の書き込みもたくさん見ます。実際に私のこのサイトのコメント欄でも、「使えない連中もいました……ミスも何も最後は社員で後始末……」といった話も見られます。 「時給1,000円やそこら。経営者側からしたら、人件費は3分の1以下。それで満足の行く労働が提供されると思っているのならば、その方が問題」とは思います。 続きを読む 折りたたむ 【「もう無理です」といいながら勤める人たち】 一方、派遣社員の側でも、「職場が合わない」「自分ができないような種類の仕事を任されている」……そういったことで不安を抱えている人がいっぱいます。 さらには、「職場のストレスで、心身ともガタガタ」という人もいます。中には半病人どころか、本当に病気になって、通院しながらも、「契約を覆すわけにはいかない」としがみついているような人もいます。 当然、「まっとうに働けていない」ということが想像できます。こういう状況の申告はたいてい派遣社員側からの話です。もっと正直にいうと「全く職場で役に立っていない」というところまでいっている人もいるでしょう。 が、「派遣会社から切られた」という話は、まずは聞きません。もちろん、派遣会社側も契約があるので、一方的に解雇することはできないのですが…… たいていは逆の話です。「『もう無理です』とやめさせてもらおうと、言いに行った。が、どうしてもやめさせてもらえない」という話ばかりです。 ここにこの人材派遣というシステムの異常さが現れています。 たとえ職場では役に立っていないレベルにまでなっている人間でもやめさせないのです。ど...