パート・アルバイトへの「今やめたら損害賠償を請求するぞ」は無視していい

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そんなところはブラック企業の証拠。すぐにでもやめるのが賢明

【どんどん厚かましくなる経営者・雇用者】


最近は経営者・雇用者側がどんどん厚かましくなって、パート・アルバイトに対して、「今やめられると、お店(会社)が迷惑を被る。損害賠償を請求するぞ」と脅して引き留める例もあるようです。

これは明らかに違法です。そんな脅しに屈する必要はありません。また、その言葉自体が、その勤め先がブラックである証拠です。働き続けたら、きっとろくでもないことが待っています。

人材派遣ともなると、就業条件明示書を作るときに、同時に「契約期間途中でやめたら損害賠償を支払います」と「誓約書」を書かせる例まで聞きます。中には「○万円」とその損害賠償の金額まで決まっていることまであるのだとか。

この内容の誓約書を作ること自体が違法(※)です。自分も同意し、ハンコまで押してあっても、無効です。

(※)「使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない」労働基準法第16条

コメント

いちご さんのコメント…
長年派遣しています。気楽さが好きで。

働いていて何となくモヤモヤしていたものが、
こちらのサイトさんで具体的に言葉になっていて…
とてもしっくりきて、すっきりしました。

まとめてくださって、どうもありがとうございました^^

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