労働者派遣が禁止されている業種とその理由・医療(違反の実例)

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摘発例は意外に少ない。が、氷山の一角と考える方が自然


労働者派遣法では「医療」は禁止業務に入っています。が、いくつか「例外」を設けて、許可しています。

もし、その違反があるとするならば、その例外に当たらないのに、人を送り込む場合でしょう。

あとは「偽装請負(偽装派遣)」でしょう。

【偽・紹介予定派遣「ウイングメディカル」の場合】


ウイングメディカルは東京都港区に本社(現在は渋谷区に移転)のある「職業紹介業」「労働者派遣業」「医療・介護のコンサルティング業」などの会社です。

平成21年(2009年)12月に、東京労働局から、業務改善命令を受けています。理由は「職業紹介の予定はないのに、紹介予定派遣として派遣を繰り返していた」です。

念のために解説しておくと、医療関係の場合、契約期間終了時に、直接雇用に切り替える前提で人を送り込む「紹介予定派遣」ならば可、ということになっています。

それでも人材派遣会社を利用するなら

「求人内容と実際の仕事内容が違う」などのトラブルは、「どうせその程度のもの」と割り切る


あまりにひどい派遣先に当たったら、法律を使って堂々と退職する。基本となる法律は目を通しておく
非正規(パート・アルバイト、派遣社員)から正社員になるには

非正規雇用は長くは続けない。20代で一度は正社員とならないと、新人教育を受ける機会を逃す


就職サポートは担当者次第。業者の評判がいい悪いには関係なく、ハローワークまで含めて、信頼できそうな担当者を探す

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