東京都の数値で見る常用派遣② 給料・勤務年数
登録型よりはよほどマシ。が、平均で見る限り、特別な給料はもらっていない
で、常用型の給料や勤務の内容を、やはり東京都の出した数値で見てみましょう。
が、この時に注意しなければならないのは、全体の平均値になっている場合です。常用型の場合、「ソフトウェア開発」、「放送番組等演出」、「機械設計」といった専門性の高いものだけで過半数になります。
しかも東京の数字ですので、かなりの特殊性を見た方がいいようです。
【派遣元調査で月給34万円。労働者調査では年収400万円ぐらいが中心帯】
で、派遣元に対する調査で出てきた数値では、平均月収は33.9万円です。うち、基本給は28.2万円、諸手当は5.7万円です。
特殊技能に対する評価としては、決して高くないでしょう。
常用型の労働者に対する年収の調査では、「200~300万円」が21.6パーセント、「300~400万円」28.4パーセント、「400~600万円」31.9パーセント、「600万~800万円」7.6パーセントです。
この4年前の登録型の調査では、中心帯が「200~300万円」の35.3パーセントです。
中心帯で考えると、150万円ぐらいの差といったところでしょうか。
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